オモチャハウスだるまや

ショップ
菊川市
秋
生活雑貨・日常品

#菊川子連れ

笑顔と絆が受け継がれる、町のおもちゃ屋さん。

オモチャハウスだるまや

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遠くからでもその存在がはっきり分かるほど、赤い建物が目を引く「オモチャハウスだるまや」。この地にオープンして45年というこの店は、今ではめずらしくなった町のおもちゃ屋さんです。店内にはあふれんばかりのオモチャが並べられ、子どもはもちろん、大人でも童心に火が付き、思わず時が過ぎるのを忘れてしまいそうです。訪れるお客さまや世間のニーズに合わせて増築したというフロアには、1階に子ども向け商品、2階に大人も楽しめる商品が取り揃えられています。

1階はオモチャからベビー用品まで、子ども向け商品を幅広くラインナップ。定番キャラクターや現在人気のアニメシリーズまで揃えてあり、訪れた子どもたちは目をキラキラ輝かせて店内をじっくり見て回ります。子ども向けのなかには、「ウルトラマン」のソフトビニール人形など、大人にとって懐かしい商品も。大人も飽きさせない品揃えや工夫があちらこちらに施されています。

オモチャのほか、ラケットなどといった外遊びのできる商品や、花火や浮き輪といった季節的な商品まで取り扱いがあります。個人向けに販売するだけでなく、子ども会の要望に合わせてオリジナルのセットにするなど、ネットや大型店では真似できない、細かなニーズにも応えています。

2階にはパズルやボードゲーム、プラモデルといった、中学年〜大人向けの商品が立ち並びます。プラモデルのなかには希少な商品も。専門店に引けを取らない品揃えに、ファンやマニアがこぞって通うのも納得できます。2階奥には購入者向けのフリースペースが設けられおり、ここで商品を組み立てたり、カードゲームで集まったりと、共通の趣味を通じた交流の場にもなっているようです。

親から兄へ、そして兄からこの店を継いだという店長の沢嵜（さわざき）さん。自身を“2.5代目”と称しており、「兄の子が一緒に働いていて、将来的には彼が3代目。わたしはそれまでの役目」と笑顔で話します。驚くのはその商品知識。一つひとつの商品について、特徴や使い方だけではなく、ときには比較したときのデメリットや懸念点まで、包み隠さず教えてくれます。それもそのはず、つねに問屋とコミュニケーションを取り、年に数回は都内の展示会に訪問。情報交換を欠かさず、業界知識やトレンドをキャッチし続けているといいます。「今ではネットや大型店に敵わない部分もありますが、それでも情報や知識など、値段以上の価値を届けられれば。そうやって、ただの販売店ではなく、“こんにちは”といった、日常のあいさつや会話が飛び交う、活気あふれる場所にしていきたいと思います」。そう語る沢嵜さんらスタッフのオモチャにかける想いがあるからこそ、信頼で結ばれたお客さまたちが長きに渡って通っているのです。

店舗情報