太陽堂 本店

創業110年。玄米パンや全粒粉パンなど
健康的で素朴な味のパン。

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1910年（明治43年）に和菓子屋として創業した「太陽堂本店」。1・2代目は和菓子屋を、その後、3代目を継いだ植田一穂さんが途中からパン作りを始めました。現在は、一穂さんと奥さまが中心にパンを作りつつ、週末のみ4代目の晃矢さんが店を手伝います。店内や厨房には、和菓子屋だった時代に使用されていた道具も置かれており、年代を感じさせます。

玄米食パン　580円
玄米パン　150円
全粒パン　5個入250円
玄米パンや全粒粉パンなどが並び、お値段もとても手頃。健康に配慮したこれらのパンは、今でこそ、他で見かけることもできますが、それでもまだまだ少ない方。実は「太陽堂本店」では、血糖値や高血圧のお客さまからの要望で、30年ほど前から始めていたとのこと。当時は情報もなく、材料の入手も大変だったといいます。素材にこだわっているので、お値段はとても手頃。これでも値上がりしたそうで、気軽に食べてほしいからとこの価格で頑張っているとのこと。藤枝や掛川など、市外からわざわざ訪れる方も多いのも頷けます。

キューバサンド　500円

玄米マルゲリータ／スリエ風青のりシーフードピザ　500円

太陽のティラミス　320円

太陽のマフィン　150円
太陽のパウンドケーキ　800円
週末のみ店を手伝う4代目の晃矢さんは、以前はJR掛川駅近くにある「ビストロスリエ」でシェフをしていたそう。現在、平日は会社勤めをしながら、時間があるときや週末のみ「太陽堂本店」を手伝います。「ビストロスリエ」時代に学んだレシピと、3代目であるお父さまのパンを組み合わせ、アレンジパンやスイーツを作成。時には商品開発を頼まれることもあり、三足の草鞋を履いて忙しくしているので、週末を中心に店頭に並びます。

こちらにご紹介したものはいずれも人気商品。SNSでスポーツ選手や有名人が取り上げてくれることもあり、これらを目当てに訪れる人も多い様子。テリヤキチキンや自家製ピクルスを使ったキューバサンド（20個限定）や地元産の食材を使ったピザは洋食で培ったレシピが活きる味。コーヒーを使っていないティラミスは苦味がないので子どもでも食べやすい味。コーヒーと合わせていただくとよりおいしく食べられるそうです。

アンパンマン　150円
子どもたちに人気のアンパンマンは、要予約で特大バージョンの用意も可能。誕生日ケーキ代わりなどで利用されています。マスコットキャラのように置かれているパン生地で作られるワニは、販売はしていませんが、オーダーがあれば用意可能とのことです。ちなみに、ワニは飾り用に固く焼き上げており、食べられないとのことです。

店舗情報