ステーショナリーカフェkonohi（コノヒ）

グルメ
掛川市
夏
カフェ・スイーツ

アンティークやデザイン性あふれる文具と、
パン・スープ・スイーツが楽しめるカフェ。

ステーショナリーカフェkonohi（コノヒ）

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天浜線（天竜浜名湖鉄道）「いこいの広場」駅前の信号の角にある「ステーショナリーカフェkonohi（コノヒ）」。暢子さんと育美さん、２人の姉妹が営むカフェです。2010年に今の場所から5分ほどの場所にオープンし、2014年頃に現在地に移転しています。姉の暢子さんがセレクトする個性豊かな文房具たちと、妹の育美さんが毎日手作りするオリジナルのパンとスープ、スイーツなどに出会えるカフェです。

裏に小さな山があり、まるで森の中にあるようなカフェ。天浜線の駅からほど近いこともあってか、名古屋などの遠方から訪れるお客さんもいるとのこと。静かな時間を過ごすことができ、とても魅力的な場所です。天浜線に乗ってのんびりとした電車旅をしながら訪れるのもおすすめです。 1階店内の照明は落ち着いたトーン。一人で訪れたのなら窓側のカウンター席に座り、森の景色を愛でながら本を読んで過ごしたり、友人と訪れたならソファがある席を選んで語らうのも良さそうです。

席は1階のほかに、2階にも用意されています。こちらはたっぷりと陽が入り込む明るい空間で、気取らずゆったりお茶を飲むことができそうです。外国の古い椅子、小学校で使われていた窓、前の店舗で使用していたカウンターの再利用など、大工さんのアイデアと施工のうまさを感じる造り。一つひとつ見てみると、とても興味深いですよ。

スープとパンのセット　780円

季節の素材を使ったスープとパンは、いずれも育美さんの手作り。訪れた日に提供していたのはゴボウのポタージュと、白いちじくとチーズのプチパン、亜麻科の植物の種であるフラックスシードとクルミの平パン。丁寧に作っていることを感じる、シンプルながらも滋味深いお食事です。

クリームソーダ　650円

ピスタチオのレアチーズケーキ　520円

クリームソーダはクチナシと紅花の天然色素で色を付けているので、体にやさしいのも嬉しいところ。バニラアイスがたっぷり添えられ、存在感があります。このビジュアルに惹かれて注文する人も多いようです。手作りスイーツはベイクドチーズケーキとピスタチオのレアチーズケーキを用意。口当たりが良く、いただくとふわっと香りがするやさしい味で、少しずつ大切にいただきたくなります。なお、パン単品以外のメニューはテイクアウトが可能です。

文房具コーナーには、暢子さんが国内外から集めた文房具たちが居心地良さそうに並んでいます。使い勝手が良く、デザイン性にも優れたものを収集しており、なかにはすでに廃盤になってしまっているアンティークや、昔、文房具店で見かけたような懐かしいデザインのもの、現行品でありながらも個性的なデザインのものまで、取り揃えています。

ガラスペン　1,000円〜

インク　748円〜

昭和時代のガラスペン、カリグラフィーに使える外国のつけペンは珍しい品も多く、なかにはこまめに足を運んで商品をチェックするファンもいるそう。ストーリーを持つアイテムもあるので、暢子さんに話を聞いてみるといいかもしれません。

東京にある「カキモリ」の播州織の生地とコラボしたノートは、大切なことを書き留めたくなるようなノート。ノート好きなら一冊、持っていたくなります。古本の販売もしており、この店ならではのセンスあるセレクト。ドイツの100年ほど前の古本も販売しています。

昔、学校の理科の実験で使っていたようなアルコールランプやシャーレなども販売。インテリアや小物入れとして使うのも良さそうです。店内には小さな実験室のような空間があり、何となくノスタルジックな気分にさせてくれます。文房具たちが並ぶ什器も古い家具などを使用しており、販売を望む声も多いとのことですが、残念ながら販売はしていないとのことです。