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売り切れ必至、12時間かけて煮込む角煮丼が人気のお店

旬味彩騒 さわい天

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  • 御前崎市役所から車で15分のところにある「旬味彩騒 さわい天」。ランチタイムはボリューム満点の定食や丼もの、ディナータイムはおつまみや串もの、揚げものといった酒のお供まで各種揃います。店内は掘りごたつ式のテーブル・カウンターで、たとえ時間のないお昼時でも、腰を据えてゆったり寛げる造りに。外回りの営業や体力勝負の職業など、お腹を空かせたビジネスマンの駆け込み寺的存在になっています。

    現在の場所で「さわい天」がオープンしたのは2007年。お店を切り盛りする澤井さんは18歳で料理の道に入り、東京の飲食店で働いたのち、地元であるこの地に戻ってお店を始めました。もともとお祖母さまが近くで飲食店を営んでいたとのこと。お父さまの代には寿司を振る舞っていたこともあり、ご近所のみなさんにとって“さわい天といえばお寿司”というイメージがあるのだそう。それもあり、現在でも夜メニューにはお刺身などの魚メニューも並びます。
  • いつの時代も地元民の胃袋を支える「さわい天」ですが、現在、口コミで人気なのが「薪煮の豚の角煮」。もともと「豚の角煮」はメニューにあったそうですが、あるとき、お子さんとのキャンプに出かけ、試しに薪火で角煮を作ったところ、そのおいしさにびっくり。それ以来、店の厨房内に薪火を設置し、海で拾ってきた流木を乾燥させ、細かく割って薪火を起こし、そこから12時間かけて煮込んでいるそうです。


あまりの人気ぶりに、店内にはこんなPOPも。現在は仕込み量を増やしているそうなのでご安心を。インスタグラムでも販売状況をアップしているそうです。

  • 豚の角煮丼　930円
    薪煮の角煮がどんぶりいっぱいにのった角煮丼。「さわい天」に来たらこれしかオーダーしないというリピーターもいるほどの逸品です。薪火の遠赤外線効果で溶けるような角煮に。箸で持つだけでホロホロと肉がほどけていくのがわかります。タレにはしょうゆ、砂糖、みりんなど、ベーシックな調味料しか使っていませんが、なんと10年ものの継ぎ足し。この秘伝の味付けによって、ごはんをかき込みたくなるおいしさに。とはいえしつこくなく、最後までさっぱりいただけます。
    どんぶりは他にも、サラダ豚角丼（1200円）、温玉サラダ豚角丼（1280円）、単品の豚角煮（680円）もあります。
  • 志太風らーめん＋ミニカツ丼セット　1510円
    藤枝の朝ラーメン文化、通称“朝ラー”から着想を得た「志太風らーめん（730円）」。醤油ベースのスープは、シンプルながら飽きのこない味わい。これにミニ丼を付けるのがランチメニューでよく出るセットだといいます。ミニ丼といっても、通常の大きさに比べ遜色なく、器にてんこ盛り。ミニカツ丼が人気とのことですが、ミニ角煮丼をはじめ、天丼や親子丼、ソースカツ丼など、食欲をそそるラインナップの中から選べます。ラーメンとミニ丼のセットで50円引き、というのも嬉しいポイントですね。
    「志太風らーめん」は冬は温のみですが、夏は本場にならって冷も登場するそうです。

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