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居酒屋スタイルで味わう、板前仕込みの本格創作料理

侘寂-wasabi-

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  • JR菊川駅の目の前にある「侘寂-wasabi-」は、上質な食事と地酒の数々を、居酒屋スタイルで気軽に楽しめるお店。2017年、ここから徒歩10分ほどのところにオープンしたお店ですが、縁あって、2024年にこの地へ移転してきました。地元の人が夜な夜な集まる居酒屋だった場所を活用したとあって、以前のお店と比べてスペースは広々。個室も3つほどあり、グループや団体の宴会利用がしやすくなりました。駅近になったということもあり、実際、菊川で働くビジネスマンの利用も増えたとのこと。
  • 店主である寺澤さんは相良町(現・牧之原市)の出身。御前崎の旅館で料理長として活躍した経験を活かし、お店をはじめました。板前の目利きを活かし、食材の仕入れにもこだわります。特に魚介類は地元の魚市場に買付けにいくほどの徹底ぶり。農家にも直接出向くなど、できるだけ生産者の顔が見えるところで仕入れるように努めているそうです。
  • 侘寂の𩵋貝煮込鍋(ブイヤベース) 1人前 1200円
    以前の店舗では囲炉裏で作って提供していたという名物メニューを、新天地用にアレンジ。ブイヤベースとは魚介類を煮込んだフランスの郷土料理。こちらでは、アサリやムール貝・ワタリガニ・エビ・イカ・ホタテというどれも主役級の魚介類を、和風出汁でじっくり煮込みます。使用している具材は魚介だけですが、それぞれの旨味はもちろん、エビの味噌のコクなどが加わり、奥行きのある滋味深い味わいに。
    シメの麺・ご飯(各+300円)をオーダーして、最後のひとすくいまで堪能してほしい逸品です。
  • 手羽先揚げ(3本) 500円
    店主自ら“世界一食べにくい”と認める、こちらも「侘寂(わさび)」で欠かせない名物。見た目ではわかりませんが、こちらはなんと、地元・菊川の深蒸し茶を使った“お茶の手羽先揚げ”。仕込みの段階で濃厚な深蒸し茶の粉末を使い、手羽先を揉むように洗っているそうです。お茶の効果によって肉のにおいが軽減され、旨みもアップ。この丁寧に仕込んだ手羽先をカラッと揚げ、甘辛いタレをたっぷり絡めます。
    運ばれてくるのがわかるほど、店内いっぱいに広がる特製ダレの香りは、食欲をさらにそそり、呑まずにはいられません。
    食べにくさですら愛おしくなるこのロングセラーは、持ち帰りも可能です(1本200円)。
  • 「侘寂(わさび)」はアルコールのラインナップも大充実。中でも日本酒は静岡県内の酒蔵26件をすべて取り揃えています。1杯500円からと価格も手頃。いろいろ試してみたい方には「3種飲み比べ」がおすすめです。ほかにも、磐田市発のウィスキー「縁州 娑婆陀婆(えんしゅう しゃばだば)」を使ったハイボールも人気。

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