ホワイトハウス

牧之原市
冬
遊ぶ

子どもも大人も夢中になる、手ぶらでOKな室内釣り堀

ホワイトハウス

この記事をお気に入りに追加

牧之原市役所相良庁舎から徒歩10分弱のところにある「ホワイトハウス」は、釣り堀で金魚釣りを体験できる施設。入店するとすぐ、存在感のある釣り堀がお出迎え。その中では金魚や鯉などの魚たちが悠々と泳いでいます。海釣りや野外釣り堀とは異なり、天候にあまり左右されないとあって、気軽に魚釣りを体験したい人や釣りデビューの練習をしたいという人たちに大人気。休日ともなるとファミリーやカップルで大にぎわいです。

地元の金魚屋としてスタートしたお店とあり、水槽には金魚やメダカ・水草も。中でも出目金は卵から育てているということで、とても愛らしい姿でゲストを歓迎してくれます。

お店を切り盛りするのは、ファンから“ともちゃん・つよぽん”の愛称で親しまれる秋野きょうだい。「子どもの笑顔と成長が何よりも嬉しい」と語るふたりですが、お店のモットーは“必ず釣れる釣り堀”。それを実現するため、釣れるまでとことんお付き合いしてくれます。今まで釣れなかった人は、過去にたったひとりだけ。ともちゃんとの会話に夢中になり、気がついたら制限時間が……ということで、これもまたおふたりの人柄が表れるエピソードです。

釣り堀体験は予約制で、1竿（30分）1000円。手ぶらで来店し、まずはエサの付け方から竿の入れ方、釣れるコツ、釣れた後の針の外し方まで、ひと通りレクチャーを受けます。そのあとは練習タイム。これは制限時間にはカウントされないというサービスっぷりが嬉しいですね。

基本が理解できたらいよいよスタート。開始後はお子さんの体験者を中心に、ふたりが丁寧に見守ります。釣れないと飽きてしまう子もいるそうですが、そんなときふたりはすかさず、連携プレーとトークでその子を鼓舞。陸上の国体選手だったというともちゃんの指導は超プロ級で、みんなすぐに笑顔を取り戻します。そして釣れたときは全員で大盛り上がり。この温かな雰囲気とフレンドリーで親身な接客だからこそ、子ども・孫を持つ親世代も安心して体験させることができます。
もちろん、大人の体験も大歓迎。子どもを連れてきたのに、気づけば自分が夢中になっていたというお父さん・お母さん・祖父母も少なくないそうですよ。

施設内にはこれまでの最高釣果や月ごとのランキングを掲示。これも子どもたちやリピーターのやる気に火を付けています。ランキング上位の方ともなると、数秒に1回釣れている計算になるというから驚き。釣り竿の選び方やエサの付け方など、ちょっとしたことで大きく結果が変わるそうなので、ぜひふたりにこっそりとコツを聞いてみましょう。