- 掛川市
- 秋
添加物不使用! 天日干しでつくる自然な甘さの地場産ほしいも。
あかほり

この記事をお気に入りに追加

- 遠州の太陽の光とからっ風の力を利用し、昔ながらの製法で手作りする干し芋。青天率日本一高いという遠州エリアでは、あちらこちらで干し芋が生産されています。「あかほり」の干し芋もその一つ。「あかほり」のほしいも課 課長 赤堀イサオさんに、干し芋づくりについてのお話を伺ってきました。


訪れたのは10月中旬。まだ畑にはたくさんのサツマイモが収穫の時期を待っている状態。青々と元気な葉っぱが広がる畑です。「あかほり」では現在、掛川に10ヵ所ほどの畑を持っており、サツマイモを育て、加工し、出荷するまでを担っています。ちなみに昔はサツマイモの生産は農家さんにお願いしていたそうですが、農家さんが少なくなってきたので、不足分を「あかほり」で作っているそうです。

干し芋の生産は茨城県も有名ですが、こちらとの大きな違いは土壌。茨城の土は粘り気があるそうですが、ここの土は砂地のため、サツマイモ自体もさっぱりとした味に。紅はるかという品種のサツマイモを作っているそうです。 サツマイモは、毎年、2〜3月頃に苗作りを行い、5〜6月に植え付け。夏の間は草を抜いたり、肥やしを置いたりして手入れを。ほとんど自然の力に任せているそうで、水は雨のみ。薬剤は極力使わないようにして育てています。

10月下旬に収穫。収穫後は貯蔵することでねっとりとして糖度がアップします。そして11月下旬から生産スタート。木の蒸鉢で蒸し上げたサツマイモの皮を竹べらでむき、ワイヤーでカット。熟練の技が光ります。

天日と風の力で干しますが、天候に恵まれないときは、乾燥機の力も利用。1年ほど寝かした方がよりおいしくなるので、貯蔵庫で来シーズンまで待機。9〜11月くらいに出回るものが一番おいしく、12月頃から新物が出回るそうです。

「あかほり」の干し芋は、市場を通じて、県内各地、そして県外へと出荷されていきます。道の駅等で見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
- また、生産が始まる11月下旬頃からは加工場で販売するのでお楽しみに。(加工場:掛川市国安24-24/電話0537-72-4825)
- ■名称
あかほり
■住所
掛川市千浜5367
■TEL
0537-72-2065
同じジャンルの記事を見る
SAME GENRE
-
2025.05.02
- 観光スポット
菊川市産業支援センター EnGAWA
菊川を盛り上げる産業のご縁が紡がれる場所
-
2025.05.02
- 観光スポット
遊んで泊まれる小学校カタショー
懐かしさとワクワク・ドキドキが入り交じる思い出の場
-
2025.04.08
- 観光スポット
新緑の茶園
あたり一面に広がる茶畑の萌黄色。
-
2025.04.03
- 観光スポット
御前埼灯台(おまえさきとうだい)
海の安全を150年以上見守る、静岡県最南端の道しるべ
-
2025.04.03
- 観光スポット
環境資源ギャラリー エコみらい館
ごみから未来を考える、地球環境の学び場
-
2025.03.31
- 観光スポット
牧之原市史料館
大河ドラマの理解深まる特別展、2026年1月12日まで開催中
-
2025.03.05
- 観光スポット
舟岡山公園
河津桜が咲き誇る、静かな芝生公園
-
2025.02.05
- 観光スポット
掛川市吉岡彌生記念館
女性活躍のトビラを開いた女性医師の偉業をたどる
-
2025.01.08
- 観光スポット
菊川市埋蔵文化財センターどきどき
菊川から出土した遺物が間近で見学できる
-
2025.01.08
- 観光スポット
ホワイトハウス
子どもも大人も夢中になる、手ぶらでOKな室内釣り堀
-
2025.01.06
- 観光スポット
西福寺
子宝・安産の願いを叶えるフォトジェニックなお寺
-
2024.12.04
- 観光スポット
地頭方マルシェ
マルシェという場が紡ぐ、地域の愛と絆
記事をさがす
SEARCH
お気に入り
FAVORITE
「ふれあeプラス」の記事にあるハートマークをクリックすると、
記事をお気に入り登録することが可能です。
「ふれあe+」の公式Instagramです。
御前崎市・牧之原市・掛川市・菊川市の魅力を配信していきます!
“おいしe・行きたe・楽しみたe”を
いつでもゲット♪
「ふれあe+」をホーム画面に追加して、
御前崎市・牧之原市・菊川市・
掛川市の旬な情報を
いつでも見ることができます。
ホーム画面への追加方法はこちら
- iPhoneの方はこちら
- androidの方はこちら
※一部のブラウザ等では登録できない場合があります。
関連リンク
LINK