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五感で学べる、入場無料のエネルギー博物館

浜岡原子力館

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東名高速道路 相良牧之原ICから車で約35分。「浜岡原子力館」は中部電力が運営する、原子力発電所をはじめとするエネルギーについて学べる施設。大きく分けて[展示][展望台][シアター]の3つのエリアがあり、すべて無料で体験することが可能。気軽な雰囲気ながら学べる内容は充実しており、年間約10万人のお客さまが来館しているとのこと。


原子力館では年3回(春・こどもの日・夏)の大きなイベントを開催しています。また、クイズラリーのようなミニイベントを毎日実施しており、いつ訪れてもにぎやか。平日は地域の子どもたちの学習体験の場に、土日祝日ともなると、県内外の家族連れのほか、エネルギーについて学んでいる学生なども遊びにやってきます。特に夏休みには自由研究の題材として取り上げる生徒さんも多く、入口付近には専用の資料コーナーが設けられるほど。

  • 「浜岡原子力館」の[展示]エリアの特徴は、見て・ふれて・遊んで・学べること。実際、資料などを読むだけでなく、ボタンを押したり、映像を見たり、音声を聞いたり、ゲーム感覚で体験できる展示が豊富。エネルギー全体のことや環境のこと、原子力発電所のしくみ、安全性向上対策などについて、展示をぐるりと1周することで、楽しみながら知識が身につきます。


特に圧巻なのは、実物大の原子炉模型。こちらは実際の浜岡原子力発電所3号機の原子炉圧力容器を表現しており、沸騰水型の実物大原子炉模型は全国でもこの「浜岡原子力館」だけ。15分毎に模型の動きと連動した音と光のショーがあり、原子力発電のしくみが詳しく学べます。実物大原子炉模型の横には、原子燃料の材料であるウランを焼き固めた「ペレット」の模型も展示。この小さなペレット1個で、ひと家族約8か月分の電力をまかなえるというから驚きです。


また、この模型では、東日本大震災後に浜岡原子力発電所の敷地前面1.6kmに亘って造られた防波壁の構造を知ることができます。2025年現在、防波壁の高さは海抜22mですが、今後、海抜28mの高さまでかさ上げするとのこと。22mがどのくらいの高さなのかは、この実物大防波壁模型を見れば一目瞭然。このように、さまざまな観点からエネルギーや原子力発電について学べるのが魅力のひとつです。

  • [ユウユウシアター]は直径18mのドーム状スクリーンになっており、大迫力の映像を楽しむことができます。インフォメーション横の自動発券機で入場整理券をゲットしてから楽しみましょう。作品は星座や天体にちなんだものから、人気キャラクターのアニメーションまでさまざま。上映時間は1本30分程度で、1日3回上映。ひとつのシーズンに2作品を交代で上映し、3か月毎に作品を入れ替えるそうです。上映作品とスケジュールは公式ウェブサイトからチェックを。
  • 館内には海抜62mからの大パノラマが楽しめる[展望台]も。ここからは東京ドーム34個分という広さを誇る浜岡原子力発電所の全景や太平洋の雄大な景色を眺めることができます。(警備上の観点から、展望台での写真撮影は禁止となっています)
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