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静岡県の漁業と海の環境を支える“魚の保育園”

静岡県温水利用研究センター

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「静岡県温水利用研究センター」は魚類を卵から育て海へ放流する[種苗生産]の研究施設。静岡県にとって重要な漁業を支えるだけではなく、自然界への貢献も目的としています。このような施設は全国各地にあるそうですが、この「静岡県温水利用研究センター」では2025年現在、マダイ・ヒラメ・トラフグ・クルマエビ・アワビ・ノコギリガザミ・クエの特産魚計7種を、産卵時季に合わせて育てています。

  • 「静岡県温水利用研究センター」の歴史がスタートしたのは1972年。もともとは近隣施設「中部電力 浜岡原子力発電所」で発生する温排水を有効活用していました。これは発電機のタービンを冷やすために発生する、いわば温められた海水。自然界に比べプラス7度という温度が魚類の成長に有効だったということで、当時、クエは今より2倍ほど早く成長したんだとか。 「浜岡原子力発電所」の発電停止に伴い、現在は自然海水のみを利用していますが、施設スタッフによる365日の管理によって、すくすくと育っています。


「静岡県温水利用研究センター」は一般の方も無料で見学可能(要事前予約)。これまで、地元の水産高校や小学校の生徒が授業の一環で数多く訪れています。研修ルームも備えており、こちらで施設スタッフから事業の詳細を聞いた後、実際の水槽を見学。およそ60〜90分の所要時間でたっぷりと学ぶことができます。


魚類を卵から育てるのはとても大変なこと。マダイやヒラメなどは40トンの水槽で1回につき50万粒ほどを育てるそうですが、病気によって一瞬にして全滅してしまう場合もゼロではないとか。放流できるサイズまで育つには魚種により異なりますが、およそ2〜5か月ほど。アワビに至っては、指先ほどの大きさになるまで1.5~2年かかるといいます。

  • 手塩にかけて育てた魚はその生態系に合わせ、静岡県内の海域を中心に放流されます。これまでの研究結果から、種苗生産で育った魚類はその特徴で見分けられるそうで、たとえばアワビなら色が少し緑がかり、マダイなら片側にある2つ穴がつながり1つ穴になるとのこと。この違いによって国や県の定めた種苗目標に貢献しているかチェックしているそうです。
  • 多様な魚種を育てる「静岡県温水利用研究センター」ですが、メイン棟では40トンの水槽20面、30トンの円形水槽5つ、100トンの円形水槽2つという巨大な規模で飼育を行っています。海水もそのまま使うのではなく、ろ過したり殺菌して、魚の生態に合わせて温度を調整しています。管理も多岐に渡るとあって、無事放流サイズになって海へ放すときの喜びはひとしお。

    また、種苗生産するにあたり、卵を採取するための親魚の飼育や、エサとなる動物プランクトンの生産、クエに関しては養殖も行っており、タイミングによってはその様子も見学可能です。
  • ■名称
    静岡県温水利用研究センター
    ■住所
    御前崎市佐倉4191-1
    ■TEL
    0537-86-4439
    ■営業時間
    8:30〜16:00(見学は要事前予約)
    ■休業日
    土日祝(見学)
    ■駐車場
    あり
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