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こどもたちの夢と希望がつまった
心温まるミュージアム

ねむの木こども美術館どんぐり

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「ねむの木こども美術館どんぐり」は「ねむの木学園」のこどもたちが描いた作品が展示されているミュージアム。JR掛川駅から車で約20分、「ねむの木学園」のあるエリアにあります。「ねむの木学園」とは、女優の宮城まり子さんが1968年に設立した、こどもたちのための“家”。障がいをもったこどもたちや家庭に居場所のないこどもたちに、教育の機会を提供したいという信念をもってスタートしました。自身も絵を描くことが好きだったという宮城まり子さん自身が、先生となり、母となり、絵画や工芸・音楽・ダンス・詩・作文・茶道など、芸術性を重視した教育を実施。ご逝去された後は、宮城まり子さんの遺志を継ぐメンバーを中心に運営されています。


「ねむの木こども美術館どんぐり」には、その学園のこどもたちが描いた絵が展示されています。まさにどんぐりといった見た目の建物は、建築家・藤森照信さんの設計。入口からまずは中庭を通り、その景色や雰囲気を楽しむ造りになっています。美術館の壁に描かれた花は、当時、宮城まり子さんと学園のこどもたちで一つひとつ色付けしていったのだそう。

  • 展示スペースには、エントランスからなんとトイレの入口ギリギリまで、作品がところ狭しと並べられています。絵画を中心に、織物や木工、ガラス工芸など、その数およそ280点。描かれた年代などは明記されていませんが、約50名のこどもたちの作品が飾られています。これまで100回以上全国で美術展を開催しており、現在も不定期に開催しています。「ねむの木こども美術館」では常設で展示しています。


アーティストであるこどもたちごと、作風がまったく違うのも見どころのひとつ。宮城まり子さんはご存命時、絵の参考にと国内外さまざまな場所へこどもたちを連れて行ったそうです。各地で見た風景や人々などを目に焼き付け、学園に戻ってからそれらを絵で表現。写真で撮るのとは異なり、心に留めたものを各々が表現していったそうです。作品に付けられたタイトルは、宮城まり子さんが付けたもの。思わずクスっと微笑んでしまうものばかりで、作品のムードを盛り上げています。


入口横にはミュージアムショップも併設。多くのこどもたちの作品が載った画集や、ポストカードなどの定番グッズが購入できます。

  • 人気は全6種類あるというA4のクリアファイルや、赤・黄色のビビットな色がかわいいマグカップやお皿。壁掛け・卓上カレンダーのセットも毎年大好評だそうです。

    <入館料>
    一般・大学生 600円
    小中高生 250円
    ※その他施設とのセット料金もあり、詳しくはウェブサイトへ
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