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二宮金次郎の教えを伝える国の重要文化財

公益社団法人 大日本報徳社

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公益社団法人 大日本報徳社大講堂はJR掛川駅から徒歩11分、掛川城からもほど近くにある歴史的建造物です。1903年に建てられ、当時は「掛川農学社 遠江国報徳社公会堂」と呼ばれていました。報徳活動の拠点として歴史を刻んだこの建物ですが、現存する公会堂としては国内最古で、2009年に国の重要文化財に指定された貴重な文化施設です。

  • そもそも「報徳」とは、“二宮金次郎”の名前でおなじみの二宮尊徳(そんとく)が、生涯を通じて自ら実践した心構えや行動のことです。人も動物も、もののすべてに長所“徳”があり、真心を持って接する[至誠]、何ごとにも感謝をして一生懸命取り組む[勤労]、自分の力量とものごとの関係性をよくわきまえ、適度・丁度・節度・程度・限度の客観的尺度でもって自分を悟る[分度]、そして、稼いだり蓄えたりしたお金・力を世のため人のために使う[推譲]という4つの教えが柱です。二宮尊徳は、自分の利益や幸福を追求するのではなく、それらを家族や仲間、一般社会、さらには自然から受けている恩恵に感謝し、これに報いる行動を取ることを広く教え、結果的にその行動によって経済的利益を生み出してきました。


この二宮尊徳の報徳の教えは、農民たちの生活を安定させるうえで非常に実践的な手法であるとして、江戸時代末期に全国へ展開されました。なかでも、掛川を中心とした遠州地方の活動が盛んだったといいます。そして1875年、掛川出身の岡田佐平治と、遠州各社役員により浜松・玄忠寺にて「遠江国報徳社(現・大日本報徳社)」が創設されました。


この大講堂は「大日本報徳社」の活動のシンボル的な場所として建てられました。建物は木造2階建てで、建物内は吹き抜けの開放的な空間になっています。壁には、報徳の教えや基本姿勢の書かれた大掛軸や扁額(へんがく)があります。広さは81畳ほどで、600人以上もの参会者が来場したという記録もあります。

  • また、2階部分はぐるりと1周できるギャラリーが巡らされており、6本の支柱によって吊り下げるという、特徴的な構造をしています。この2階部分にはドイツ建築の技法を採用しているとのことで窓枠など、随所にヨーロッパの雰囲気が感じられます。
    演台の左右には講師の控室なども用意されており、外からの見ため以上に広い造りになっています。1904年創立以来、現在も月に1度の常会(2026年1月現在:1803回)が行われています。

    この講堂の見学は大人300円(高校生まで無料)。グループや団体、視察等の場合は、事前予約で職員による説明つきの見学・講演会も可能です。
  • 敷地内には1909年建造の「正門(道徳門・経済門)」をはじめ、5つの静岡県指定文化財があります。1927年に建てられた当時ではめずらしいコンクリート造りの「淡山翁記念報徳図書館」、岡田良一郎が開いた私塾「冀北(きほく)学舎」など江戸末期から明治・大正・昭和の建築物が一同にそろう建物博物館として楽しむことが出来ます。
  • ■名称
    公益社団法人 大日本報徳社
    ■住所
    掛川市掛川1176
    ■TEL
    0537-22-3016
    ■営業時間
    9:00〜16:00(最終入館15:30)
    ■休業日
    土・日・祝日、12/29〜1/4
    ■駐車場
    あり
    ■HP
    https://www.houtokusya.com/visit
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