御前崎・牧之原・掛川・菊川 エリア情報サイト

観光スポット

  • 牧之原市

マルシェという場が紡ぐ、地域の愛と絆

地頭方マルシェ

この記事をお気に入りに追加

  • 「地頭方マルシェ」は、牧之原市地頭方(じとうがた)地区ではじまった、地域密着型のマルシェ。毎週月・水・金曜日の9〜12時、そして月に1度は休日にも開催されています。地元のお店を中心に、お弁当やパン・菓子といったグルメから野菜・生花などが勢揃い。休日ともなると、300名ほどのお客さんが来場するといいます。
  • 「地頭方マルシェ」のはじまりは2024年2月。きっかけは、地域で長く愛されたスーパー「新鮮市場JOY」の閉店でした。地域住民にとっては、買い物だけでなく、ご近所同士が気軽に会い、言葉を交わせる貴重な交流スポットだったというこの場所。2022年の閉店以降は、遠方のスーパーや商業施設まで足を運ばなければならない状態でした。

    これを解消しようと立ち上がったのが、このマルシェの発起人であり「桃林堂」の店主である山下さん。地域住民が買い物難民となってしまったこの状況を何とかしたいと、知り合いの店舗や各種イベント出展者に声かけ。その想いに賛同した事業者がグループとなり、開催日に交代で出展しているといいます。今や牧之原市内だけでなく、静岡市や袋井市といった遠方の事業者も参加しているとのこと。総勢50件ほどの仲間ができたというから驚きです。
    山下さん曰く、「地域のみなさんから感謝の声が届くのはもちろんですが、なかには"このマルシェがきっかけで、1か月ぶりに知人に会えた”という話もありました」とのこと。このイベントの重要性や役割に改めて気づかされたそうです。

    また、若手のひとり・大石さんは、企画やSNSなどの広報を担当。本業は牧之原市役所職員ですが、プライベートでこの活動を支援しています。「人口減少の中で、このイベントは地域が一枚岩になれるきっかけのひとつ。地元をPRする場としての役割も担っています。将来的には周辺市町を巻き込み、地域性に左右されることなく、一体となって地域課題に向き合っていきたい。」と大石さんは語ります。
  • この「地頭方マルシェ」のもうひとつの特徴が、人の温かさ。出展者はみなさん活気にあふれていて仲良し。お客さんが来場したとなれば、あちらこちらから「こんにちは」「ありがとうございます」と、元気なあいさつが聞こえてきます。これは、想いをひとつにした出展者同士だからこそ。お店側の交流はもちろん、お客さんとの会話、そしてお客さん同士の交流が生まれやすい雰囲気であふれています。
  • 地元の名物からオリジナル商品、めずらしい逸品など、さまざまなものが揃うマルシェは見ているだけでも楽しいもの。地域愛あふれる「地頭方マルシェ」で、あなたのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
  • この記事をシェアする

  • この記事をお気に入りに追加

お気に入り

FAVORITE

「ふれあeプラス」の記事にあるハートマークをクリックすると、
記事をお気に入り登録することが可能です。

Instagram

「ふれあe+」の公式Instagramです。
御前崎市・牧之原市・掛川市・菊川市の魅力を配信していきます!

“おいしe・行きたe・楽しみたe”を
いつでもゲット♪

「ふれあe+」をホーム画面に追加して、
御前崎市・牧之原市・菊川市・
掛川市の旬な情報を
いつでも見ることができます。

ホーム画面への追加方法はこちら

関連リンク

LINK

  • ゲンキ3ネット
  • 御前崎市観光サイト
  • 掛川市
  • しずおかごはんが食べたい!
  • NEXT
  • 浜岡原子力館