西福寺｜観光スポット

菊川市
冬

子宝・安産の願いを叶えるフォトジェニックなお寺

西福寺

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JR菊川駅より車で6分ほどのところにある「西福寺（さいふくじ）」は、子宝・安産・縁結びのご利益があるとして知られるお寺。今から約1100年ほど前、真言宗のお寺として創建され、その後曹洞宗に改宗。その際、ご本尊に「子安観音」を祀り、以来、安産と子育てを願う家族の信仰の場となりました。

江戸時代後期になると、地元の畑から1.2mほどの大きさでめずらしい形の石が出土。縄文時代の遺物とされており、これを「麻羅地蔵菩薩（まらじぞうぼさつ）」、通称「子宝地蔵」として合祀することとなりました。現在の「西福寺」では本堂内に設けられた洞窟内にお祀りされています。安産と子育て、そして子授けと良縁という、家族それぞれの想いを紡ぐ貴重な場所としてお参りに訪れる方が後を絶えません。現在では県外の方も多く、「実際に子どもを授かった」「無事赤ちゃんが生まれた」としてお礼参りに来る方や、感謝の手紙が届くそうです。

“もっと気軽にお参りできるお寺に”という住職の願いから、お寺の境内にはカラフルな装飾が数多く散りばめられています。本堂の入口にもぞれぞれの季節を感じさせるディスプレイが。「お寺だけど、写真を撮っても大丈夫？」となりますが、もちろん、写真撮影は大歓迎だそうです。

お宮参りや七五三参りで訪れるファミリーも多く、子ども用の小道具やフォトスポットも常備。中にはプロカメラマンを呼んで撮影される家族もいるそうですよ。

そんな「西福寺」のもうひとつの特徴が、オリジナリティあふれるお守りの数々。お守りや御朱印はもちろん、さまざまなアイテムが所狭しと並べられています。

子宝夫婦守（青・赤）2000円、子宝守（桃・淡緑）各1000円

安産守（桐）2000円、安産守 1000円、安産根付守 1000円、安産祈祷札 2000円

この「幸守（しあわせまもり） 1500円」は、インド刺繍のレースを使って一つひとつ手作りされているオリジナルのお守り。毎月公式インスタグラムで頒布日を公開し、80本限定で授与しています。頒布当日ともなると、参拝開始時間の前から列ができるほど。ひとつとして同じ柄はないため、みなさんお好きな柄から選んでいくそうです。