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感謝の想いが伝播する、愛情たっぷり手作りケーキ

サンフランシスコパイハウス

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「サンフランシスコパイハウス」は、世代を越えて愛される手作りケーキのお店。定番のチーズケーキやにんじんパン、月ごと変わる季節のデザートなど、飾らないけれど作り手の愛情をたっぷり感じられるスイーツが揃います。お店があるのは、東名 相良牧之原ICから車で10分ほどの、田んぼと茶畑に囲まれた緑豊かな場所。ただ、お店といってもケーキやタルトが並んでいるわけではありません。こちらのスイーツは受注生産制。注文があった分だけ製造するというスタイルを、創業からずっと貫いています。


欲しいものはすぐに何でも手に入るこの時代に、受注生産スタイルを続けているのは、創業時の想いを紡いでいるから。「サンフランシスコパイハウス」は1982年、焼津市に誕生しました。きっかけは日本に移り住んだアメリカ人と日本人の夫婦。わからないことだらけの土地で近所の方々に助けられ、そのお礼に手作りアップルパイをふるまったところ、これが大好評。いつしか「買いたい」という声まで聞かれるようになりました。そこで、注文があった分だけ手作りするという形でお店がスタートし、数年後にはこの牧之原市の工房に移転。一時は総勢20名のスタッフが在籍し、東は沼津市、西は浜松市と、静岡県をかけめぐるようにケーキを届け続けていたそうです。

  • そんな「サンフランシスコパイハウス」に大きな転機が訪れたのは2010年。世の中の変化に伴い、初代夫妻はお店を閉めることを考えていたそうです。そこで名乗りを上げたのが、事業を継承した二代目・本杉円さん。お母さまがここの製造スタッフとして働いており、本杉さんにとって、ここのケーキは大切な想い出の味でした。自身の周りにもたくさんのファンがおり、“小さい頃からの味をなくしたくない”という気持ちから一大決心。当時はアパレルショップの経営に携わっており、製菓の経験はゼロ。それでも、経験豊富なスタッフがいてくれるならと、製造メンバーはそのままに、新たにスタートを切りました。


スイーツの魅力をより多くの人に伝えようと、ホームページの開設や全国発送の開始、ふるさと納税への参加、地元店とのコラボなど、さまざまな展開をスタート。近年では、地元スーパーでスイーツの一部が買えるようになったり、ケーキごとペアリングされた特製ブレンドコーヒー付きの定期便をはじめたり、その進化は止まりません。

「1年でも長く続けたい」と語る本杉さん。「特別な日のお祝いと思われがちなケーキですが、甘いものって日々のちょっとしたご褒美や、何かをがんばる原動力になると思うんです。そんなときに“あの人から買いたい”と思ってもらえる存在になれたら。ご近所さんの“食べたい”から始まったという、そのエッセンスを胸に、これからもおいしい発見をお届けしていきたいです。」


チーズケーキ (M/直径16cm) 2,640円


「サンフランシスコパイハウス」自慢のケーキのうち、ベストセラーがこのチーズケーキ。“世界一おいしい” “初めて食べた時の感動を子どもにも知ってほしい”という感想が寄せられるほどのこのケーキは、創業以来30年、レシピを変えていません。一見レアチーズケーキのようですが、カットしてみると中はベイクドという3層仕立て。レモンではなくパイナップルの果汁を使っているのも特徴的で、なめらかな口溶けとほんのりさわやかな風味は唯一無二。日ごとに味が変化するそうで、コアなファンは3日目以降、コクや甘みが出たタイミングで楽しむんだとか。

  • にんじんパン 900円
    にんじんをたっぷり生地に加えたパウンドケーキ。創業時はまだパウンドケーキが浸透していなかったということで、こちらのネーミングに。シナモンの風味が効いており、クルミの食感が楽しいアクセントに。生地はしっとりとしており食べ応え十分。にんじんらしさはそこまでないため、野菜の苦手なお子さんにも◎。


今月のデザート 各種(写真は2026年9月「レモンタルト」)


ケーキやタルト、パイ、クッキーなど、さまざまなスイーツが月替りで登場する「今月のデザート」。その季節の食材を使ったり、アメリカの文化を表現した一品になっていたり、個性豊かな面々が並びます。


この12か月のうち人気ナンバーワンは「ハンナのパイ」。アメリカ第8代大統領夫人であるハンナ氏のレシピを再現したパイで、バタークリームに砂糖不使用のホイップ、ピーカンナッツ、パイナップルというめずらしい組み合わせ。日本ではあまり見かけないスイーツということもあり、毎年争奪戦になるんだそう。

「サンフランシスコパイハウス」のケーキは現在ホールのみで、カット販売はしていません。これは、家族みんなでひとつのケーキを食べるという、アメリカ文化をリスペクトしたもの。“食べきれない”という方にはハーフサイズがおすすめです。

  • バッグに忍ばせられるサイズのビスケットも定番の人気商品。「塩トマト」「玉ねぎチップ」といった定番から、隔月ごとに変わるスイーツ系ビスケットまで。自分用はもちろん、ちょっとしたギフトにも最適です。不定期でクッキーも販売。こちらはスタッフがプライベートで作ったレシピがあまりにもおいしかったので、商品化したのだとか。
  • スイーツのラインナップはウェブサイトやインスタグラム、店頭配布のパンフレットなどをチェック。予約開始の情報は公式インスタグラムのストーリーズでも確認できます。ちなみに7〜8月が長期休暇なのも、“バカンスで家族の時間を大事に”という初代からの習わし。スケジュールや営業時間に気をつけながら、お気に入りのスイーツを見つけてくださいね。

店舗情報

  • サンフランシスコパイハウス

    所在地
    牧之原市勝田858-2
    TEL
    0548-28-0509
    営業時間
    8:00〜16:00
    休業日
    土・日曜、7〜8月
    駐車場
    3台
    WEBサイト
    https://sfph.jp/
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