観光スポット

すべり台やタワーネットが備え付けられた複合遊具は、子ども達に人気のスポット。遊具の近くには藤棚が木陰をつくるベンチスペースがあるので、暑い季節はお子さんを見守りながら涼しく過ごせそうです。横には広い芝生スペースがあり、サッカーなどボール遊びをしたり、バドミントンを楽しむこともできます。近年はボール遊びを禁止する公園が増えているので、貴重な公園といえます。

こちらは駐車場すぐ横にある芝生広場。かつてはグラウンドだった場所ですが、市民の協力により芝生が整備されました。周囲にはサクラの木が植樹されており、春にはレジャーシートを広げてお花見をするのも良さそうです。また、この場所はマルシェなどイベントの貸し出しも可能。芝生や花壇の手入れは住民の方がボランティアで行っているそう。いつでもきれいに整備されているので、使いやすそうですね。

「小堤山公園」は、市民の憩いの場として整備された公園。かつてこの山に置かれていた、記念碑やお墓なども公園内に移動したため、さまざまな石碑が立ち並び、まるでオブジェのように見える場所も。深蒸し茶の生みの親である山本平三郎の像、戦没者の慰霊碑、徳川四天王の一人・本多忠勝のひ孫に当たる本多忠晴候のお墓など、実にいろいろ設置されていました。

公園内は各入口やそれぞれの広場をつなぐ遊歩道が整備されています。まるで迷路のように複数の分かれ道があり、日によって気分を変えながらウォーキングを楽しむことができます。アップダウンも多く、森林浴を楽しみながら山をぐるっと一周すると、とても良い運動になりそう。長いコースから短いコースまで、いろいろな設定ができるのも魅力の一つです。また、「牧之原市相良B&G海洋センター」が隣接しており、プールで遊んだあとに「小堤山公園」を訪れる市民も多いそうですよ。

ぜひ訪れてほしいのが展望広場。ここからは牧之原市（主に旧・相良町）の町並み、駿河湾、そして天気が良ければ伊豆半島、富士山、アルプスの山々が望めます。この展望広場には、1,400年ほど前に造られた「小堤山横穴古墳跡」も。古墳からは土器や首飾りが出土されており、それらのものは牧之原市資料館に展示されています。 また、公園活用を検討するワークショップを最近開催したそう。その中の案として、この展望広場にかつてあった展望台の復興が挙げられました。まだ計画段階ではありますが、展望台ができるとより見事な景色を楽しめそうですね。