観光スポット

「戸塚ぶどう園」が栽培をはじめたのは約40年前。当時、ぶどう栽培といえば、虫が発生したり果実が駄目になったりしないよう、農薬を何度も使用し育てるのが当たり前。そこに目をつけた園主の戸塚さんが、農薬を減らせないかと、チャレンジしたのがきっかけでした。現在は減農薬というかたちで、農薬を最小限に抑えてぶどうを作っています。虫が付いたり食べられたりしないよう、管理はとても大変。それでも「皮ごと食べられる品種も増えてきたので、特にお子さんなど、安心してそのまま食べられるよう、これからも試行錯誤を繰り返していければ」と戸塚さん。目指すのは農薬ゼロのぶどうです。

現地に到着したらまずは受付を済ませ、ぶどう狩りの説明を受けましょう。そして食べ頃のぶどうが実っているスポットに案内してもらい、収穫のポイントを聞きます。ぶどうには虫除けの袋が一房ずつ付いていますが、下の方に実り具合を確認できる穴が。ここから様子をみたり、手で支えながら重さをチェックしたり、収穫するぶどうを決めます。
「戸塚ぶどう園」のぶどう狩りは、食べ放題ではなく、収穫したぶどうの量り売り。品種によって価格が異なりますので、袋に書かれている銘柄を見ながら枝をカットしましょう。参考に、シャインマスカットと巨峰を一粒ずつ試食できます。時間の制限はありませんので、焦らずじっくり、自分好みのぶどうを見つけてくださいね。