御前崎・牧之原・掛川・菊川 エリア情報サイト

観光スポット

  • 掛川市
  • 見る

掛川から世界へ運ばれるヤマハのグランドピアノづくりの
奥義に迫る。

ヤマハ掛川工場 ハーモニープラザ

この記事をお気に入りに追加


東名高速道路袋井ICもしくは掛川IC、新東名高速道路森掛川ICから、いずれも車で約20分のところにある「ヤマハ掛川工場 ハーモニープラザ」。こちらはヤマハのグランドピアノの製造現場を見学できる貴重な施設になっています。


静岡県はピアノの生産数日本一を誇る県。多くのピアノが静岡県の西部地域で生産され、国内、そして世界へと運ばれていきます。 ヤマハは、創業者・山葉寅楠(やまはとらくす)氏が、1887年に浜松の小学校のオルガン修理を依頼されたのを機に、オルガン製作をスタート。その後、山葉氏は国産のアップライトピアノとグランドピアノの製造を手掛けるようになりました。


工場見学ツアー 入場無料 ※電話にて事前予約


「ヤマハ掛川工場 ハーモニープラザ」での工場見学ツアーは、事前に電話予約にて申し込みしましょう。午前の部は、10:00~、午後の部は、13:30~で、所要時間は約90分。受付を済ませたあと、開始時間までは試弾もできるピアノを中心に、様々な楽器を展示しているショールームを見学できます。開始時間になったら、最初に20分ほどの映像上映があります。ヤマハの歴史や事業紹介と実際の見学ルート以外の部品加工や組立工程の様子をご覧いただけます。


続いて、スタッフによるツアーがスタート。ショールームにある古いオルガンやグランドピアノの話、グランドピアノの構造などについて解説をしてもらえます。 子どもの頃、ピアノを習ったことがあるという人であっても、ピアノの構造を詳しく知っている人は意外に少ないかもしれません。ピアノは8,000個以上の部品が集まってできており、世界中から材料や部品を調達。それらをこの掛川工場にて組み立てているそうなんですよ。


続いて、工場の中へ。ガラス越しに遠くから見るのではなく、本当に直近で見ることができるのがこちらの工場見学の最大の特徴であり、魅力。ピアノは、重く、大きなものなので、機械の力を借りるものの、ピアノの本体部分のほとんどは、天然の木材を使用しているため、一つひとつ人の手で細かく調整が必要。どんなに機械技術が進化しても、ピアノ作りはまだまだ多くの部分が手作業と人の感覚が求められるそうです。 この工場では、グランドピアノが1日に30台ほど組み立てられているとのことです。
工場見学できる一般的なグランドピアノは、1年ほどかけて完成するそうです。なお、より上位のコンサートグランドピアノ「CFX」は、全工程が手作業。3年ほどかけて作るそうで、こちらは非公開となっています。


同じモデルのグランドピアノでも、天然の木材、人の手と感覚で作られるため、一つひとつ音色や響き、タッチが異なります。こちらではグランドピアノの契約をされた方が同じモデルを並べて選定できるサービスも行っています。また、事前予約をすれば、プレミアムシリーズのピアノを20分間、試弾することもできるそうです。

  • この記事をシェアする

  • この記事をお気に入りに追加

同じジャンルの記事を見る

SAME GENRE

お気に入り

FAVORITE

「ふれあeプラス」の記事にあるハートマークをクリックすると、
記事をお気に入り登録することが可能です。

Instagram

「ふれあe+」の公式Instagramです。
御前崎市・牧之原市・掛川市・菊川市の魅力を配信していきます!

“おいしe・行きたe・楽しみたe”を
いつでもゲット♪

「ふれあe+」をホーム画面に追加して、
御前崎市・牧之原市・菊川市・
掛川市の旬な情報を
いつでも見ることができます。

ホーム画面への追加方法はこちら

関連リンク

LINK

  • ゲンキ3ネット
  • 御前崎市観光サイト
  • 掛川市
  • しずおかごはんが食べたい!
  • NEXT
  • 浜岡原子力館