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イベントやお話会が盛ん。心が休まる地元のお寺

増船寺

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  • 「増船寺(ぞうせんじ)」は1450年に開創されたお寺。当時は「蔵泉寺」という名前で、現在の場所より少し北側に建てられました。戦国時代とあって一時は衰退したものの、地域住民の願いもあって、1593年に再興。そして1666年、現在の地へ遷座しました。そのとき寺名を「増船寺」に変更したといいます。これは漁師の安全と大漁を願って付けられたとのこと。全国で同じ名はないということで、御前崎らしさがあふれています。


「増船寺」には檀家の先祖供養のほか、毘沙門天尊天へお参りに来る方も多いそうです。「遠州七福神めぐり」の霊場の1か所となっていて、特に1〜2月のタイミングは、新年とあって参拝者が増えるとのこと。また、「増船寺」をスタートとして地区の史跡を巡るウォーキングコースも。1時間ほどで回れるとあって、季節の草木を楽しみに人々が訪れます。

  • 「お寺はどうしても敷居が高いと感じてしまうところ。ぜひ気軽に訪れてほしい」と話すのは、住職の高橋さん。その想いから、さまざまな場作りに取り組んでいます。

    なかでも人気なのが毎年夏の夜に行われる「幽霊画供養祭」。寺宝である円山応挙の幽霊画がお披露目され、明かりはロウソクの火だけという空間で、講談師が怪談を語ります。お寺という場所と仄暗さが相まって雰囲気はバツグン。ここでしか味わえない体験に、子どもから大人まで、多くの方が夏の夜を涼しく過ごすそうです。なかなかのムードですが、参加者の年代によっては、お話の"怖さ”も変えてくれるとのこと。怪談がお好きな方は、ぜひ、大人の参加者が多いタイミングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
  • 毎週日曜の朝6時からは、坐禅会を開催(第3日曜除く)。5〜10名ほどの方が毎週のように訪れているといいます。利用者からは「心を整えられる」「混乱した頭を無にできる」という声が。要望があれば、写経会や法話会なども開催できるそうです。
  • また、かつては幼稚園の園舎だったという建物を利用して造られた「無漏庵」は、いわばフリースペース。希望があればどなたでも利用できるということで、お茶会をする方もいれば、マッサージや手相の出張所といった形で利用する方も。

    他にも、落語会やマルシェを開いたり、地域の子どもたちを集めてタケノコ掘りを行ったりと、年間を通じて多くの催しが開催されますが、すべてが参加無料。フリースペースの利用も費用はいただいていないとのこと。すべては"気軽に訪れてほしい”という願いと地域貢献のためという、住職の想いがあふれるお寺です。
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