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浮世絵の風景が目の前に広がる私設ミュージアム

浮世絵美術館 夢灯(ゆめあかり)

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「浮世絵美術館 夢灯(ゆめあかり)」は、小夜の中山峠にひっそり佇む私設美術館。多くの先人が歌を詠んだり風景を描いたりしたこの地は、当時こそ東海道の難所とされていました。現在はきれいに整備され、自然を楽しみながら史跡散策ができるハイキングコースとして親しまれています。


「浮世絵美術館 夢灯」が開館したのは2006年のことで、館長を務める武藤さん曰く、まるでこの地に導かれるようなかたちでオープンしたんだとか。歴史をたどれば、武藤さんが浮世絵に出合ったのは22歳の頃。はじめて見た浮世絵の美しさに衝撃を受け、浮世絵を集めはじめました。そこから35年経ち、収蔵品も充実し、より多くの人に見てもらえる美術館を造ろうと決意。土地探しでは、理想や条件などの折り合いがつかず一時は難航しましたが、偶然が重なって見つけたのが今の場所。この地点は、なんと歌川広重が「東海道五十三次」(行書東海道・隷書東海道)日坂宿として描いたまさにその地で、館内のベランダからは当時の姿のままの粟ヶ岳を望み、広重の浮世絵と同じ景色を眺望することができます。


「浮世絵美術館 夢灯」では日坂・掛川をはじめ、遠州九宿の地元に縁の深いテーマを設け、年に4回展示を入れ替え。ひとつの期間で40~50点を展示し、一つずつの作品をじっくり鑑賞できるようになっています。彫り・摺りの技術の高さや描かれている時代背景、使われている色や印の意味、描かれた人物の纏う衣装が暗喩することなど、表面的にみるだけではわからないことも。武藤さんは長年学校の先生を務めた経歴があり、かつ学芸員としての知識も豊富なので、わかりやすく、かつマニアックな解説で、訪れるファンの心をさらに惹きつけます。

  • 武藤館長が所蔵する浮世絵は700点以上。展示されている以外の作品は、館内に置かれた写真ファイルでみることができます。浮世絵は現代でいう観光ガイドブックのような役割を果たし、基本的にその宿の名所や名物を描くことで、当時の人たちに広く伝えていました。また当時浮世絵は16文ほどで、そば1杯ほどの値段。庶民が気軽に買え、芸術を楽しむ文化が根付いていました。この美術館を通じて、「今後も浮世絵や日本の文化の魅力を伝え続けていけたら」と武藤さんは微笑みます。
  • ■名称
    浮世絵美術館 夢灯(ゆめあかり)
    ■住所
    掛川市佐夜鹿298-2
    ■TEL
    0537-27-2237
    ■営業時間
    10:00~16:00
    ■休業日
    月〜金曜、年末年始
    ■駐車場
    あり
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