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世代を超えて人とまちがつながる。
アートが紡ぐあたたかいご縁。

特定非営利活動法人アートコラールきくがわ

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  • 「アートコラールきくがわ」は、"出会いとつながりをデザイン"をモットーに活動するNPO法人。その活動は大きく分けて、芸術文化支援事業と中間支援事業の2つ。芸術文化支援事業では、ジュニアアート教室の開催、美術デザイン科のある高校との協働など、アートのチカラを活用して地域と子どもたちをつなぐお手伝いをしています。中間支援事業では、「菊川市市民協働センター」の運営受託を行い、きくがわ未来塾・高校生まちづくりスクールといった大人や高校生が対象の講座を運営。市民、NPO、学校、地域、企業、行政のマッチングを実現することで、より住みやすいまちづくりを目指しています。
  • 代表を務めるのは笠原活世さん。もともとは親子劇場に携わっていた経験から、菊川で小学生から大人までが所属するミュージカル団体を立ち上げました。当時1,000人ほどの観客があったとのこと。その活躍から声を掛けられ、芸術文化や市民協働の担当として市役所にて15年ほど勤務。これまでの人生にはアートの存在と人のご縁とがあり、さまざまな人にふれ合うことで感謝と菊川への愛着が生まれたそうです。そこから地域にそれを還元したいと、2015年に同法人を立ち上げました。
  • この日行われていたのは「きくがわジュニアアート教室2023」。参加費無料で集まった小学生20名と、常葉大学附属菊川高等学校美術・デザイン科の学生たちが、一緒になってアートを楽しみます。作るのはオリジナルうちわとメガホン、そして横断幕。これは菊川市主催で行われる交流イベント「茶畑の中心で愛を叫ぶ!2023」の装飾として使用されるそうです。


イベントを取り仕切るのは高校生。作るポイントや注意点の説明はもちろん、子どもたちの世話や作品完成までのフォローもすべて高校生のみんなで行います。イベントのアイデアはすべて高校生が考え、企画しました。「大人が楽しませようと企画するより、楽しむ側が自らアイデアを出すことで、より自発的に行動してくれています。ときに大人の発想では"無理"と思ってしまうことや制限をかけてしまうことでも、子どもや学生の力でそのハードルを軽やかに越えること。大変なときもありますが、それでも世代を超えてお互いから学べるものがありますね」と話してくれました。 このジュニアアート教室に参加した子どもが高校生となって教える側になったり、教えていた高校生が卒業後に「アートコラールきくがわ」に所属したり、アートを通じたご縁は確実に循環しているといいます。


そんな「菊川市市民恊働センター」の活動や実績は全国のモデルケースともなっており、各地域から見学や相談があるそうです。今後について笠原さんは「人と人が出会える場所を生み出すことが楽しいですね。これからは、これまで地域と関わってこなかった人たちまでつなぎ、菊川の新しい価値を生み出していきたいと思います」と語ってくれました。

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