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新しい家族の絆が生まれる場所

おはな助産院

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「おはな助産院」は​​2000年に開業したまちの助産院。地域の病院と連携をとりながら、これまで約200人もの赤ちゃんがこの場所で誕生しました。助産院とは病院・産婦人科とは異なり「助産師」が中心となって健診やケアを行います。病院に比べリラックスしやすい雰囲気も特徴のひとつ。「おはな助産院」は特にアットホームで、まるで自宅で出産するかのような安らぎを感じることができます。


ママたちが「おはな助産院」を選ぶ大きな理由のひとつに、助産師・看護師の野口智美さんの存在があります。看護実習で出産に立ち会った経験から助産師となり、地元・大阪の有名病院で活躍。一方、プライベートではウインドサーフィンが趣味ということもあり、御前崎の波に惚れ込み移住。この地で結婚し、4人のお子さんに恵まれました。3人目のときには自宅出産を経験。不安な間ずっと寄り添ってくれる助産師に感銘を受け、"自分もこんな助産院をつくりたい"と開業を目指したそうです。


「おはな助産院」では1時間ほどかけて健診を実施。胎児の様子やママの体調だけでなく、ママの気持ちの変化やパパ・パートナー・きょうだいといった家族との関係性など、細かくヒアリングしていきます。その理由を野口さんは「健診時、パパには少なくとも1回は参加してもらっています。妊娠・出産は赤ちゃんが元気に生まれるのが目標ですが、同時に、家族みんなが健やかに育つこと。その土台や環境を整えるのが、わたしたちの使命だと思っています」と語ってくれました。


院内は、出産を控えたママがいつもと変わず過ごせるような空間に。分娩室には病院のような分娩台はなく、こじんまりとした空間に布団があるのみ。ママが一番リラックスできる姿勢で、命が生まれる瞬間を家族と一緒に過ごします。


まるで本当の家族のように、親身で丁寧な関係性を心がける「おはな助産院」。その絆は産まれたら終わりではありません。同時期に産まれたお子さんやママがつながり、大きくなってからもイベントなどで集まることがあるそう。「病院では遠慮してしまうことでも、何でも聞けた」「"痛い"という出産の概念を変えてくれる場所だった」「家族の一員のように心から喜んでくれた」と、今でも感謝の声や紹介が絶えないといいます。

  • ママたちの感謝の声に混じって聞かれるのは、入院中の食事のおいしさ。すべて野口さんの手作りという通称「おはな飯」は、栄養バランスはもちろん、彩りやメニューのバリエーションも豊かです。「もう出産の予定はないけれど、おはな飯はどうしても食べたい」という声が多く、現在、料理教室の企画も進行中とのこと。

    "出産の仕事をこれまでたった一度もイヤと思ったことはない"という野口さん。その力強い言葉と経験に、今日も新しい命の相談が集まります。
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